私が彼と出会ったのは部活
私は小さい頃から水泳をやっていた。
体が弱かったせいで、大きくなるにつれて激しい運動ができなくなってしまったため
入学して知り合った"大神彩"と一緒に水泳部に見学に行った。
もちろんマネージャーとしての入部希望
彩も小さい頃から水泳をしていたらしく、彩は選手として入部
彩は実はすごい選手だったらしく、私はおもわず感動してしまった。
「彩って専門はなんなの?」
「私?私はFrだね。だって楽だし。るかは?」
「いいなぁ・・・私Frって苦手でさ。私は平泳ぎ。進み方が気持ちよくってw」
「なんで?Frは一番単純で楽じゃん。Brのほうが難しいしww」
私たちがこんな取り留めのない話をしていると
「彩ちゃんは専門Frなんだ。で、るかちゃんはBr・・・るかちゃんも選手で入ればいいのに」
彩は少しためらいながら
「えと・・・すみません、先輩の名前は・・・」
「あ、ごめん、俺"田中篤"!専門はBr!よろしく」
「「よろしくお願いします」」