気ままに小説とか書いてみます。
初心者なのでわからないことが多いと思いますがよろしくお願いします☆
「おはよー」
「おはよ」
朝から晃は異常に元気だ。
私は、いっぱい寝たはずなのにまだ眠い・・・・・
晃、なにかいいことあったのかな?
部室にはまだ私と晃だけだった。
「晃、何かイイことあったの?」
「ん?あぁ、今日の占い1位だったからw」
「・・・それだけ?」
「今、バカにしただろ?モチベーション大切だぜ?」
「いや、大切だけどw」
晃がなんだかかわいい。
だって、顔を真赤にしながら言い訳してるんだもんww
「笑うなよな・・・」
晃は今度はすねてしまった。
わらいすぎたかな?
「ごめんって。お詫びにあとでおごるから。」
「まじ?じゃあ、俺新商品のアイスくいてぇ。」
「わかった。」
「おし、さらにやる気出てきた!今日の俺はひと味違うぜ。惚れ直すなよww」
なんかいつもとキャラがちがうせいか、子供っぽく見える。
「楽しみにしてるね。」
彩達も来たので、準備をした。
・・・・・・
今日、本当に調子がイイみたい。
タイムがいつもより断然速い。
別人みたい。
いや、本当にカッコいいかも。
今日のメインのメニューは100mのダッシュだった。
康介さんと晃はいつもいい勝負。
僅差で康介さんが勝つんだけど、今日はわからないかも・・・。
私の心臓は、二人の順番になると大きくなりだした。
いい勝負が見れる。
そう、確信していた。
「よーい、ピー」
笛が鳴っていよいよだ。
スタートは同じくらい。
ふたりとも他の人達より抜きん出ている。
晃はいつも康介さんにライバル意識を持っていた。
もちろん康介さんも負けたくないはず・・・
50mの時点で
今のところほぼ同じだ。
接戦だ。
他のみんなも二人の泳ぎを見入っている。
ふたりとも、頑張れ。
どっちが勝ってもおかしくない。
最後の25m・・・・
あと12.5m・・・・
5m・・・・
タッチだ。
・・・・
どっちが勝ったんだろう・・・。
ほぼ同時。
タイムは・・・。
晃が54”21
康介さんは?
・・・・
康介さんは
・・・・
54”21
・・・・
同着・・・・。
すごい。
みんな固まっている。
だって、ふたりともベストタイムなんだもん。
しかも、1/100秒まで同じタイム。
晃なんて、約1秒ベスト・・・。
占いのパワーってすごい。
みんな思わず拍手している。
GWとはいえまだまだ水温が低い中
寒さに弱い二人がまさかのベスト。
しかも同着・・・。
これには私も驚いた。
でも、ふたりともすごく悔しそうな顔してる。
こういう時、なんて言ってあげればイイか分からない。
とにかく、晃も康介さんもカッコ良すぎた。
・・・・・
GW最後の練習が終わって、今日は打ち上げで焼肉に行くらしい。
食べ放題。
たべほうだいかぁ、と思っていると
「デザートもうまいって有名だぜ?ケーキとか。」
そう教えてくれたのは晃だった。
「本当?やったぁ!!チョコケーキあるかな?」
「たしかあったはず。良かったな。しかも全部先輩たちのおごりww」
食べ放題を1年全員分ってすごいな・・・。
あ、そうだ・・・。
「あきら、約束のアイスいつおごる?今日の晃ベスト出したしカッコよかったから2個おごってあげる。」
「まじ?やりぃ~!!じゃあ、もう1個は日曜日の練習後でいい?最近アイス屋さんできたらしくて気になってたんだ。一緒にいこうぜ。」
「いいよ。じゃあ、日曜日にもう1個ね。」
「サンキュー♪じゃぁ、10時にるかの家に迎えに行くから。」
「わかった。」
「じゃあ、焼肉行こうぜ。」
「うん。」
私たちはお腹いっぱい食べて家に帰った。
今日はつかれた。
明日からまた授業始まるし頑張ろう。
でも、今日の二人、本当にカッコよかったな。
私はお風呂に入って、明日の準備をして寝た。
携帯がなっていたことにも気づかずに・・・・。
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